夫婦2人暮らしの生活費、ぺっさと家の場合
2025年度の夫婦2人暮らしの支出平均値は「290,511円」だそうです。総務省統計局のサイトより抜粋

我が家の家賃は補助8割で24,000円、生活費はあることを意識したところ、毎月15万円程度で暮らせるようになってきました。

マネーフォワードMEの無料版をうまく活用すると、そんなに難しくありません。中年夫婦は質素で幸せに、今日も生きています。
<この記事は→こんなあなたにおすすめ>
- 毎月の支出が思ったより多く、なかなか貯金が増えない
- 何にどれくらいお金を使っているのか、正直答えられない
- えげつない物価上昇で、食費や日用品の費用が増えている
- 節約しているけどイマイチ成果が出てない気がする
- 将来のために貯蓄したいが、好きな事も諦めたくない
現金、カードをうまく使い分けて徹底的に「見える化」
我が家は現金とカードを使うシーンを下記のように分けています。
- 食費・日用品・美容室代・交際費→現金
- 固定費(光熱費・ジム代・通信費など)はカード払いで管理
Q:現金とカード払いを分ける理由は?
A:食事代、施術代など、手元に残らない金額をあとから請求されるのがイヤだから。
楽しく使っておしまい!が気持ちいいのと、過去にキャッシュレス決済では支出履歴が管理できず、使いすぎてしまったからです。
カード払いの履歴は『マネーフォワードME』で支出が自動反映され、現金払いは都度手入力。合計の支出額を、1週間ごとに振り返っています。
これで全体的な支出を見える化でき、月の支出のコントロールに成功。
食費は月に1万円、固定費も5,000円はダウンしました。
節約のコツは“使い切る”!ムダを減らすシンプル習慣
キーワードは「旅先のホテルのように暮らす」
「いま、この場で、手元にあるモノの範囲で暮らす」と、無駄な出費が確実に減らせます。
試しに、旅先のホテルの1室で過ごしている時間を思い浮かべてみてください。
無駄なモノのない、整然とした空間。私の大好きな時間です。訪れる度に、我が家ももっとホテルに近づけようと決意します。
持参したのは必要最小限の荷物のみ。普段はアレもコレもと物を買い漁っているのに、旅先では、ほんの少しのモノで過ごせることに気づきます。
いま必要なモノだけを買う習慣を身に付ける=最強の節約術
手元にあるモノの範囲で暮らすとは、無駄な在庫や買い置きをやめ、ひとつのアイテムを使い切るまで買わない、ということです。
先日、お気に入りの麵つゆが切れたのですが、しばらく買っていません。なぜなら我が家には、大量のだしの素の在庫が眠っていたから。
だしの素に、鶏がらスープの素、ダシダ(韓国のだし)…一体何種類買ってるねん!とひとりつっこみ。
鶏がらスープ+お醤油+みりんでしばらくの間は「なんちゃってだし」を自作し、使い切るまで麵つゆは買いません。同じジャンルの商品の在庫は、こうして無駄に増えていくものです。
【美容費】コスメはメルカリでお試し、必要なものだけ厳選
筆者は肌が劇的に弱いので、コスメを定価で買う事はしません。どうしても試したければ、「メルカリ」でサンプルを探します。
先日、皮膚科でスキンケアサンプルを大量にいただき、皮膚科専売品の「Cellnew+(セルニュープラス)」が気に入ったのですが、メルカリに大量のサンプルが出回っていました。
使い続けて肌に合うか試したかったので、サンプルのみ24包入りを購入し、メイク前に使用します。
購入代金はメルカリの売上金で賄うので、金額の負担は実質ゼロ。
月に15,000円かかっていたコスメ代が、今はほぼ0円です。
使い切る暮らしは今、この瞬間に全集中する生き方。
- 「お得だから」「念のため」で買い、気が付いたらタンスの肥やしになっている洋服
- 100円ショップで「良さそう」と思い買ったものの、結局使わず、引き出しに眠っている便利グッズたち。
使い切ることに集中できるだけで、驚くほど生活費が減り、試した筆者が一番驚いています。それだけ誘惑が多く、『使わないモノ』で溢れて暮らしをしていたのでしょうね。
お金だけではなく、あなたの大切な時間を増やすために。あなたも使い切る暮らしを楽しみませんか?