ずっと我慢して爆発してた私が、心を軽くした“ちゃん卒”メソッド

あなたも「頑張る教」に入信していませんか？

これは、「小田桐あさぎ」さん著の「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本からの一文です。この問いかけにピンときたら、読んだほうがいいです。その価値ありますよ。

多くの女性たちの「突然の涙」の理由

40数年生きていると、職場で突然泣き出す女性を何人かみてきました。

たとえば、長時間労働の職場の管理職だった時の話。

なぜ彼女たちは、突然感情のコントロールがきかなくなり、「涙」が止まらないほど我慢してしまうのだろう。長年考えつづけてきました。

定期的に繰り返す感情の爆発と「ちゃんとしなきゃ」の呪縛

あなたも、生理前や疲れている時にイライラしたり、感情的になりませんか？

実は私も、定期的に感情が荒ぶります。

など、猛獣みたいに他人へ悪意をぶつける始末で、この時期が過ぎるといつも後悔の嵐。

この記事で書いた数年に渡るカウンセリングで、現在は他人へ怒りをぶつけることはなくなりましたが。

ただ、生理前急に「言いたい事を言いたい！自由になりたい！」という感情が強くなる時期は、いまだにあります。

そういう時は「本音が言えてない」1ケ月を過ごした月だと気付けるようになってきました。

（ちゃんとしなきゃ！優勢の生き方を選んでいるのだな。ようし、ちゃん卒活動、また明日から再開すっか）と心を入れ替える、良いタイミングになります。

今すぐできる！“頑張りすぎ女子”のための「ちゃん卒」ストレスケア3選

「結局どうすればいいの？」

筆者が試して効果的だった3ステップをご紹介します。

罪悪感なしの「サボりトレーニング」を普段からやってみる

ステップ①家事と身支度をサボる

例1）疲れていても毎日食事を作らなきゃをサボる

→ご飯だけは炊いておき、即席味噌汁を常備。夕食はお惣菜買ってこればOKにする

例2）休日はお湯だけで頭皮を洗ってシャンプーをサボる

→お湯で洗っとけば1日くらいシャンプーしなくても大丈夫です

例3）整理整頓、片付けをサボりDayを設ける

→子供が散らかしたぐっちゃぐちゃの空間に、夫から「片付けろよ」と言われたら、「母親業閉店してるんで無理です」とだけ回答する

ステップ②：家族がいても「ひとりになる時間」を意識的に確保

例）「休日の何時～何時までは一人時間」と家族に宣言。実行しちゃう

これやりたかった！と心が喜ぶ場所に出かける（公園、美容室、まつげパーマなど）

→筆者は自転車30分ほどで着く国立公園へ行き、自然に囲まれながら缶ビール飲む時間が至福すぎてハマっております。

最初は週に1回、ほんの15分でもOK。「今日はやらない」を、勇気を持って選んでみてください。

ステップ③：自分の「ダメな部分」受け入れるひとりゲーム

失敗したときこそ、「またやっちゃった～。でも、これが私だから受け入れる」。とできれば言葉にしましょう。無理だったら心の中で呟いてOK。

我慢しなきゃ、ちゃんとしなきゃ病の患者さまは、自分の欠点を受け入れられません。

自分に一番厳しいジャッジをする、スパルタ教育ママが張り付いているイメージ。「そこ！だらしない」「そんなことしちゃダメ！」と小言を自分に対して言い続けてるようなものです。だから、他人もジャッジしちゃう。

私もよく、「欠点抱えてヘラヘラしてんじゃねえよ！」と攻撃したくなる時があります。

あなたの可愛い子供相手にするように、自分のだめなところを「うんうん、そうなんだね」と受け入れてあげることからはじめてみてください。

忘れかけていた『あなたらしさを取り戻そう

補足すると、ステップ③は「割と上級者向け」です。もしかすると、受け入れること自体に強い拒絶反応がでるかもしれません。

でも全く問題ありません。その過程すらも、あなたの一部。

「受け入れたくない！嫌だ！うんうん。受け入れたくないんだね。それも私の一部」と呟けばOKです。繰り返すごとに、あなたの心がほどけていくでしょう。私の経験談です。

まとめ：今日から始める「ちゃん卒」実践リスト

習慣づけしたい方向けに、「いますぐできるちゃん卒のためのステップ①～③」を箇条書きにしてみました。よかったらご活用ください。

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この記事を読んで、あなたは今日からどんな「ちゃん卒」を試してみたいですか？