ふたりきりになると始まる“愚痴の儀式”
「ねぇ、ちょっと聞いてよ」

…その声が出た瞬間、あー来た来た今日も始まった。
ふたりきりになると、毎度繰り返される“愚痴の儀式”。
ターゲットは父、たまに親戚、ただし娘限定。なぜ息子には言わない?
「アンタに話せて良かったわぁ〜」
スッキリしてんの、あなただけじゃない?
こっちは同じ話を100回くらい聞かされて、もうお腹いっぱいなんだけど。
「もう聞きたくない」が通じないつらさ
「ごめん、ちょっとしんどいから愚痴やめて」
と何度も訴えた。それなのに、

「誰にも言えないのよ」
「娘なのに冷たい」
「そんな言い方しかできないの?」
そうやって罪悪感まで乗せてくる。
もうね、こっちが愚痴のゴミ箱になる仕組みできあがってるんよ。
「愚痴=うんこ」理論、発動。
ある日、わたしの我慢のダムが決壊した。
「いい加減にしてくれない?愚痴ってうんこと一緒なんだって。わかんない?」

突然のうんこ発言に、母ぽかん。
でも、止まらない私の口。その日は大好きなビールを楽しんでいたのに、急にまた愚痴がはじまったからだ。酔いどれモード全開。
私🙍🏻♀️「なんで嫌だって言ってるのに、やめてくれないの?」
母🙎🏻「他に誰に向かって言えばいいのよ!」←なぜか逆切れ(笑)
私🙍🏻♀️「友達に言えば?」
母🙎🏻「友達にこんなこと言えないよ」
私🙍🏻♀️「こんなこと?ほら、自覚あるじゃん。人に言えない内容だってわかってるんでしょ?
だったらなんで娘にはOKなの?娘はゴミ箱なの?便器なの?あ、うんこか。私らうんこ投げつけてもOKな存在ってことなのね」
一気にまくし立てたあと、すぐにその場を離れた。
翌日はお互いに、なにもなかったように過ごしたけど、あの日以来、あの“愚痴の儀式”はずいぶんと静かになった。
完璧にゼロとは言わないけど、確実に激減。
まさかの「うんこ理論」が功を奏したのだ。
誰かの感情の受け皿にならないために、「NO」と言おう
ここで伝えたいのは、
「うんこ理論をぶちかませ!」ってことじゃない(笑)。
「あなたが無理して聞き続ける必要なんてない」ってこと。
母親の愚痴に限らず、
「誰かの感情処理の受け皿」になることが当たり前になると、
気づかないうちに、じわじわ自分がすり減っていくよね。
母親はそこを理解していないし、悪気もないから厄介なんだよね。あなた自身が「ここから先は私を傷つけるな」としっかり線引きする必要がある。それが「NO!」と意思表示するってことなんだ。
愚痴を断つための小さなヒント
💡愚痴を断つための小さなヒント
🗣「まずは口に出して伝える」ことから
- 「今、話を聞ける気力がないんだ」と正直に言ってみる
- 逆ギレされたり、“可哀想な私”モードに突入されたら、その場をすぐ離れる
→これは「私はあなたの侵害を許しません」っていう立派な意思表示
🎭 愚痴ブロックのための“回避ワード”を準備!
トイレで毎日練習!イメージは『愛想の良いパブの店員フィリピーナ「レイマちゃん風」』で🌺

🙅🏻♀️【回避ワード①】「今日ハチョット余裕ナイカラ、ゴメンネー」←やんわり遮断
🙅🏻♀️【回避ワード②】「今話スヨリ、週末ニユックリ聞クネ~」←先延ばし作戦
🙅🏻♀️【回避ワード③】「チョット体調微妙ダカラ寝ルネー オヤスミ~」←体調を理由にフェードアウト
📱距離を取る技術も使おう!
- 愚痴目的の電話には出ない、LINEは既読スルー上等
- レスポンスは自分のペースで。「相手のペースに合わせない」ことが最優先!
🚨うっかり聞かされちゃった時のレスキュー方法
- 3分間だけ「はいはい」モードに切り替えて、脳内で好きな歌を流す(昭和の名曲おすすめ)
- 終わったら、ご褒美のアイス or 好きなYouTubeを即再生!
→ 愚痴シャワーは“すぐ流す”が鉄則!
🧠罪悪感が湧いても…
- 「これは自分を守る行動」と唱える
- そういえば愚痴=うんこって書いてる人いたなあと、この記事のことを思い出してちょっと笑ってみる
→笑えると少しだけ余裕が戻ってくるから不思議
最後にひとこと
今回は、「娘だからって、ずっと聞き役でいなくていい」ってことがテーマでした♪

関係を断ち切らなくても、“心の距離”をとることはできるんだよ。
あなたのお母さんは、それを知らずに生きてきてしまっただけ。
悪気がないぶん、こっちは余計つらいよね。
でもね、
一方的な感情の受け皿にされて傷ついたあなたは、
それだけで親よりずっと賢い。間違いなく。
知識と訓練でフル装備して、
サンドバッグ人生からは、もう卒業しよ。
「全部は無理でも、ちょっとだけ距離をとってもいい」
「逃げることは、冷たいことじゃない」
この2つだけは、忘れないでね。
あなたの心に、今日もやさしい時間がありますように。
じゃ、またね!💩(←やっぱ言うんかい)
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