この記事は、私が3年間の騒音地獄と「ずさんな管理会社」のダブルパンチに限界を迎え、ついに「戦う」と決意した夜からの物語です。

ふい~。広々した戸建てサイコー♪エアコンは涼しいし。おうちで過ごすの楽しいな~

ほーんと!引っ越して良かったピヨ。前に住んでたマンション、最悪だったピヨ。思い出すだけでイライラが蘇るピヨ…

まあまあ💦落ち着いて。この経験が、騒音に苦しんでる人を少しでも救えたら嬉しいな。
今回は、私の壮絶な騒音体験談を、全3シリーズに分けてお伝えします。
「こんな方法もあるんだ」と感じていただけたら嬉しいです。
3年間の騒音地獄 ~あの音と住人~
今から3年ほど前。転勤で引っ越したマンションで、見事に住人ガチャに外れてしまいました。
上階の住人が、とんでもない騒音人間だったんです。

- 自宅週に2.3回は飲み会
- 深夜0時の大爆笑や「キャー!」という嬌声が響き渡る
- 早朝5時半から、突然クラブもびっくり!の重低音が30分以上 など

当時はまだ、引っ越したばかりだったんだピヨよね。

そうなの。ご近所トラブルになるのがイヤで、耳栓とか、寝室の場所を変えたりして、我慢しちゃったのよね…これが良くなかったのかも。
耳栓が手放せない日々、そして新たな騒音
だんだんと「いつうるさくなるか」敏感になってしまい、大量の耳栓をストックするようになりました。

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※耳栓はモルデックスの耳栓お試し8種類セット1択🐤
しばらくして、最上階の物件にオーナーの大家さんが入居してきて、深夜や早朝の重低音は収まった代わりに、週に2.3回は「訪問者」が入り浸るようになっていったのです。
耐え難い「かかと落とし」と、伝わらないADHDグレーゾーンによる聴覚過敏

この頃は辛かったー。たのしいはずの週末が、とにかくうるさくて。まるでかかと落としみたいな音が、1日中続いたのよね。

そうそう!床全体が揺れるような「ドッシイーン!」「ドッカーン」って音で、ホントにストレスだったピヨ!

HSPもあるけど私、ADHDのグレーゾーンでもあってね、聴覚過敏でもあるから、余計に耐え切れなかったかもしれない。

ご主人様(夫)に何度も説明してたけど、なかなか理解してもらえなかったピヨ…。
夫には生まれつき片耳の聴覚に少しだけ障害があるのもあって、そこまで気にならない様子でした。
「わざとじゃないと思うから、気にしないようにしている」
「そんなに気にならないよ」といった言葉をかけられると、

「私が神経質すぎるの?」
「私が我慢すれば解決するって言いたいの?」
という迷いがうまれ、結局何もできず、悶々としていました。
騒音被害の「本気度」や「深刻さ」は、口で伝えても、身近な人にすら、そして当事者以外には本当に伝わりにくいのです。
ずさんすぎる管理会社「別〇興産」、そして「多数決」という現実
そんな状況の中、もう一つ、私の心を折ったのは、別大〇産という管理会社です。
一言でいうと『言っても無駄』だと諦めるレベルの、“ずさんすぎる”対応をされました。
入居者向けのコールセンターに、電話で相談したときのこと。

詳細は省きますが
1度目の電話相談:記録自体残さず
2回目:複数の入居者からの苦情の問い合わせを受けなければ、直接注意はできないと言われる

びっくりして、耳を疑ったわ…

多数決かよ。しかも履歴すら残さないなんて、あり得ないし!

騒音って、多数決で対処の可否を決めるものなの…!?
他の人が同じように感じていないと、対応する価値もないわけ…?
管理会社には、もう期待できない。
そう感じた私は、結局泣き寝入りを選んでしまったのです。
再燃した怒り、そして「戦おう」と決めた夜
一度は諦めかけた騒音問題でしたが、事態は再び悪化していきました。
一時は鳴りを潜めていた「深夜23時過ぎまでつづく音漏れ」が、いつの間にか再開。
併せて週末のどんちゃん騒ぎからのドタバタの足音、そしてあの耐え難い振動も悪化していきました。

そして、忘れもしないあの夜。昨日20時過ぎ、夫と団らんしていたときのことです。
「ドンドンドンドン!ドンドンドンドン!」
この振動音は、2時間以上不定期に続きました。
私の我慢の糸はぷつりと切れた瞬間です。蓄積された3年分の怒りが、堰を切ったように溢れ出したのです。
「うるせーぞ、こら!!」
私は反射的に、最大級のボリュームで怒鳴っていました。

私の叫び声に呼応するかのように、主人も上の階へ「ドンドンドン!」と壁を叩きました。まさに無言の連携。
その直後、嘘のように上階の音は「ピタリ」と止まりました。
自分の中から湧き上がってきた怒りの深さに、一番驚いたのは私です。この騒音が私の平穏な私生活とメンタルに、ここまで深く影響を与えている事にやっと気が付いたのです。
「もうダメだ。これ以上この状況を我慢すると、私は壊れてしまう」そして、腹を括りました。「戦おう」と。

もう、泣き寝入りはしない。ずさんな管理会社にも、無配慮な上階の住人にも、できる限りのことをして立ち向かおう、そう決意した夜でした。
管理会社本社へ、冷静かつ戦略的な「直訴メール」
「戦う」と決めた私が次にとったのは、管理会社のコールセンターではなく、本社への直接メールでした。あそこで話しても無駄だと感じたからです。

本社の「お問い合わせ」フォームを選んだのは、記録が残る上に、上層部に届く可能性が高いから。以前の経験から、これが効果的だと知っていました。
送信したメールでは、いつ、どんな騒音か具体的に伝えつつ、とにかく『週末の安穏な生活を取り戻したい』切実な要望を冷静に伝えました。
これが、私の「戦い」の最初の一歩でした。
↓これからメールを送ろうとしている方の参考になれば幸いです。
- 騒音発生の具体的な日時と内容:
- 特にひどかった日付(例:2025年5月4日、5日、11日など)を明確に記載
- どのような音か(重量物を引きずる音、かかと落としのような衝撃音、小刻みな足音など)
- 音の性質上、録音が難しかったことも伝える
- 特定の日の詳細な状況:
- 特にひどかった5月11日の状況を時系列で追って説明(19時台からの騒音、我慢の限界、インターホン訪問の時間)。
- インターホンを2回押したが応答なし。「カーテンを閉めるような音」のみ確認。インターホンを押した直後、一時的音が止む。相手が訪問に気づいた可能性が高い。
- 要望:
- 「とにかく週末、自宅で安心して過ごせる環境を取り戻したい」
- 騒音で精神的に限界が近いこと、必要であればこれまでの騒音記録(日時メモなど)を全て提出する用意があることを伝え、管理会社の対応を強く求める
結論:戦いを決めた今、そしてあなたへ【前編のメッセージ】
この経験で痛感したのは、『我慢は自分を傷つけるだけ』だということです。

騒音に苦しむあなたへ。
一人で抱えず、まずは声を上げ、この状況を変える最初の一歩を踏み出す勇気を持ってみませんか?
本社からの返信、その後の驚くべき対応については【中編】へ続きます。
この記事は【前編】です。続報は【中編】で。お楽しみに!
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