「なんで私だけ、こんなに疲れるの?」
それ、もしかしたら“あなたのせい”じゃないかもしれません。
この記事では「騒音・毒親・働き方のトラブル」を、“距離と選択”で乗り越えた実体験を語ります。

【1】騒音問題「うるさい」がつらいのは、自分が弱いからじゃない
【ADHDグレーゾーン×HSP】わたしにとっての騒音地獄
筆者はADHD確定ではない、いわゆる「グレーゾーン」で、かつ「聴覚過敏」の症状があります。
もともとの特性に加え、上の階は騒がしく、週末の叫び声、「ドーン!」「ドッカーン!」などの大きな振動音が拷問のように感じられました。

集合住宅では、「他人の音」が24時間押し寄せます。これに耐えられないという事を、なかなか主人にもわかってもらえず、苦しい3年間を過ごしてきました。
くわしくは、騒音3部作を読んでね
騒音問題→「自分が悪い?」じゃなく、「環境が合ってない」だけ
騒音に悩むあなたへ。
お悩みの渦中にあると、騒音=相手が悪い、それとも私に問題あり?などと不毛な思考ループに陥りがちです。

一旦、考えるをやめて、こう考えてみてください。
住む環境が、あなたにマッチしていない可能性があります。
どんな場所なら、もっと安らかに暮らせるだろうか?
どんな風に家族に伝えれば、気持ちを理解してもらえるだろうか?

実は「あなた自身」が、より心地よい環境を作り上げられる当事者なんです。
戸建て賃貸に引っ越したら劇的に改善(エピソード
- 睡眠の質がUP。夜は22時就寝→朝5:30に無理なく起きられるように
- 広い戸建てで自宅でのピラティス、トレーニングが習慣化しやすい
- 騒音についての夫婦喧嘩がなくなる(夫よ、ごめん)
暮らしの質は、これからも上がっていきそうです。

費用はかかりましたが、こういう時のために生活費をコンパクトにしているため、喜んで投資しました。閑静な住宅街のため、早朝に、ベランダでコーヒーを飲みながら、鳥の鳴き声が聞けるのが至福のひとときです。
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【2】「優しい娘でいなきゃ」はもう卒業。毒親との距離感再構築
依存的な母と、近距離で消耗していた過去
私の母親は、隙あらば他人に頼ろう、寄りかかろうとしてくる、非常に依存心の強い女性です。

長年に渡り、どっしりとぶら下がられ、一時期は「神経症」も発症するほど、精神を病みました。
5人のきょうだいも、逃げるように関東へ移り住み、転勤前は私の住まいが最も近かったため、何かと世話を押し付けられる形になっていました。
主人の転勤で距離が取れたことで、自分の心が回復
転勤で北海道→大分県へと物理的な距離があき、正直ホッとしました。

現在、北海道には次女と三女のみ。三女は知的な障がいがあるため、共同生活援助施設で暮らしています。次女は車で2時間の住み込み美容室での共同生活です。
今までのように娘に頼れない事が、当初は不安だったようですが、本人も慣れてきた様子。このまま様子は見守りますが、まずは自分を最優先で暮らしていけそうです。
「かわいそうだから助けないと」は卒業。「巻き込まれない勇気」へ
高齢の母を、長年「かわいそう、哀れ」と思ってきました。本人の終わらない愚痴を聞きすぎて、すっかり感化されていたんです。

カウンセリングや読み漁ってきた書籍のおかげで、その思い込みは「依存するための手段」であることを知りました。母は父親に愛されず、代わりに子供にべったり依存することでしか、自分を保てなかったのです。
もう、そのようなゲームに加担する必要はありません。あなたも一緒に、手放す勇気を持ちましょう。
【3】「8時間勤務で痩せ細ってしまう私」が選んだ、HSP向きの働き方

【HSPあるある】フルタイム×通勤×ストレスの3重苦。週末は寝込む生活
フルタイム勤務時代、肌は荒れ、ガリガリにやせ細っていました。
- フルタイム勤務で会社にいるだけでぐったり
- 回復のため、ひとり昼休憩が必須
- 居酒屋、繁華街など、不特定多数の人がいる空間が苦手。音に圧倒されて会話に集中できない
休日となるとキャンプだ飲み会だ、と元気に飛び回る同僚が不思議で仕方ない。
なにせ私は疲れが溜まりすぎて、休日は「なんとか回復するための日」であることが多かったからです。
在宅勤務で心も体も安定。自分のペースで働ける心地よさ、働く意欲もUP!
在宅勤務になってから、フルタイム×通勤時代の症状は一切なくなり、すこぶる元気になりました。

静かな環境で仕事に打ち込めて、段取りも自分ペースで行える職業なのに、報酬単価は上がりました。
この働き方なら、続けられると確信しましたので、今年からはもう少し稼働時間を増やすつもりです。
【4】トラブルは「サイン」かもしれない
トラブルって、起きてる最中はとても苦しいですよね。
- 解決の糸口なんかない!
- なんで私だけ、こんな目に…
私もよく、堂々巡りに陥ってきました。

でもね、実は「そろそろ、あなたにあう環境に変えたら?」のメッセージなのかもしれません。そして解決の糸口は、あなた自身です。
「行動だけが、未来を変える」さまざまな苦難から、自分を救ってきた私の結論です。
まとめ:
環境は、自分の手で選べる時代です。
「我慢して耐える」が正義だった時代を卒業して、「わたしらしく生きられる場所」を選ぶのも、立派な解決策。

トラブルをきっかけに、あなたに合った「静かな暮らし方」「距離感」「働き方」が見つかりますように。
同じように悩んできた私だからこそ、お手伝いできることがあるかもしれません。
→【プロフィール】ぺっさとの研究活動はこちら
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